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なぜ和綿なのか?!

和綿は江戸時代初期ころから栽培が盛んになった、日本古来の木綿です。
5月に種を蒔き、7、8月にはオクラの花に似た、淡い黄色の花を咲かせます。
9月頃には実を付け、10月には実が弾け、ふわふわとした綿が成ります。
繊維が短く弾力があるのが特徴です。また、白い綿は、原種である茶綿から突然変異で生まれたものと言われます。
日本古来の品種も昔は200種類ほどあったと言われますが、現在では絶えてしまい数十種類になってしまいました。
産業自給率は0%と言われます。
衝撃的な数字です。
そして日本は年間200万t、33億着の衣料品を廃棄しています。
これだけ身の回りに衣料品が溢れているのに、自給率は0%
(ちなみに絹は1%)。
自給率が低いという事は海外の生産、輸入に頼っているという事。
綿の栽培では大量の農薬が使用されます。食べ物ではないのでそれはもう容赦のない量です。
綿畑は雪化粧の様に農薬で白く染まり、土は荒れ、農民は健康被害を受けます。
(世界の総農薬使用量の内、綿栽培には約20%使用)
ファストファッション、使い捨ての回転の速いファッション業界、繊維業界には「無理」があります。
その無理は私たちの目の届かないところで発生しています。

私達、障害者自立支援施設NPO法人トータルケアセンターは一人一人がかけがえのない存在であることを前提に、すべての人が安心して生活を送ることのできる社会を実現するため、農場、飲食事業、グループホーム運営などを通じて自立支援事業を行っています。

これからの農業、伝統工芸・産業は障害者が下支えをする時代が必ず到来する。このような強い想いを持ち、地域の農業文化、伝統産業の発展・復興に寄与していきたいと考えております。

遠回りかもしれないけれど、まずは綿というものを知るところから、和綿栽培を始めました。

グレースアート

陶芸・・・転写紙を用いたイラスト入りマグカップや食器、アクセサリーなど様々な陶芸商品を製造販売しています。

イコルトアワードという障がいを持つ方の物づくりを支援する社会貢献企画に参加しています。

http://www.equalto.or.jp/

日本画・・・施設利用者の竹下基行さんが日本画を制作しています。
近年では、3.11の東北大震災の一本松をテーマにした作品を制作し、
2014年にはエーブルアートアワード展覧会の部を受賞しました。

http://www.ableart.org/work/aa_award/award_2014.html

年に数回展覧会を開き作品を発表しています。

真田紐・・・とある議員さんから、地元にある真田紐の工場を紹介されたことから
真田紐を用いた工芸品の製作を始めました。
コースターを中心に、バッグやテーブルウェアなどを制作しています。

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